認定医・臨床指導医(旧専門医)・指導医について
矯正歯科の業界には様々な学会や協会がありそれぞれの団体で認定医などの資格制度を設けて医師の技術向上を目指しています。
資格は持ってないより持っていたほうがいいと思いますが、それが全てではありません。「患者に優しい」「丁寧な治療」などは審査に含まれていないからです。
重症な方は、臨床指導医(旧専門医)の方が安心かと思いますが、軽度の場合は、資格はそれほど重要ではないかもしれません。
日本矯正歯科学会
・認定医 約2600名
学会が認めた大学病院や矯正歯科医療機関において5年以上にわたる臨床経験を有し、学会発表などを行って審査
・臨床指導医(旧専門医) 約300名
認定医資格を取得したうえ、学会の定めた課題症例を治癒する。さらに、刊行物または学術大会においてこれらの症例報告を行った者(当サイトに掲載されている臨床指導医(旧専門医))
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)
・歯科矯正旧専門医
臨床経験を重視した厳しい審査。
治験例100症例のリストを提出してそのうち5例の症例審査と口頭試問があります。
日本成人矯正歯科学会
・認定医 約2500名
当該学会に5年以上在籍して、症例の提出や発表、論文掲載などを行い、審査に合格した者
・専門医 約250名
認定取得後2年以上の経験と論文の提出、症例の提出をして審査に合格した者
・指導医
専門医取得後3年以上経過して、矯正歯科治療に十分な知識と技術があると審査された者。