歯科矯正の失敗の種類
割合は少ないでしょうが、歯科矯正も失敗というもがあるようです。その例を挙げていきましょう。
失敗の種類
正中が合っていない
歯の中心が上下で合っていない場合は、失敗と言えるでしょう。かみ合わせが悪くなり、顎もずれて、姿勢も悪くなる可能性があり、肩こりや頭痛なども引き起こす可能性が高いです。
前歯で出てしまった
正面からみるときれいになっているように見えますが、横から見ると明らかに出っ歯になっていることもあるようです。顎が小さいのに非抜歯にこだわって無理やり並べるとこういうことも起こるようです。
矯正前に戻ってしまった
治療が成功したように思えてもしばらくしたら、歯並びが矯正前に戻ってしまったというこも稀にあるようです。完全に戻らなくても、どんどんずれていって矯正したとは思えないぐらいに戻ることもあるようです。
歯茎が損傷してしまった
非抜歯にこだわりすぎて、小さい顎に無理やり歯を並べようとして歯茎から歯が飛び出してしまうこともあります。
矯正中に虫歯がひどくなった
矯正中は一ヶ月に一度程度は口の中を見ているにも関わらず、虫歯を見落としたり悪化させる医師もいるようです。虫歯ができてしまうのは仕方がないかもしれませんがそれを放置するのは失敗の一種といってもいいでしょう。
失敗の原因
経験不足から医師の判断ミスなどで失敗することが多いでしょうか、患者自身が原因になることもあります。
インターネットで手に入れた断片的な知識にこだわりすぎて医師の提案を拒否して、結果、失敗してしまうということもあるみたいです。
失敗しないために
事前のカウンセリングを十分に行うことは基本です。できるなら、複数の矯正歯科医の話を聞いて多数決、または、理にかなった治療を行うと納得できる医師を選択しましょう。
歯科矯正は、「適当に治療するとなんとなく歯が並ぶ」というものではなく、論理的に治療計画が立てられるものです。そのため、患者からの質問には適切に答えられるのが当たり前です。
患者に向き合わずに、自分流を押し付ける医師には注意が必要です。
失敗してしまったら
途中で失敗かなと感じたらセカンドオピニオンを受けることも検討しましょう。